【ワシントン時事】米財務省は12日、先進7カ国(G7)各国に対し、中国とインドに対する関税を引き上げるよう求めたと発表した。米国が制裁対象とするロシア産の原油購入をやめさせるのが目的。声明で「プーチン大統領の軍事力を支える資金源を根絶する」と説明した。
12日開かれたオンラインでのG7財務相会合に、米側からベセント財務長官とグリア米通商代表部(USTR)代表が出席。ベセント氏がトランプ大統領の意向として、G7各国に関税を大幅に上げるよう求めた。トランプ氏は先に欧州連合(EU)に対し、中国とインドに100%の関税を課すよう要請していた。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。