東京ディズニーランドでハロウィーンの仮装を楽しむ来場客ら(16日、千葉県浦安市)

東京ディズニーリゾート(TDR、千葉県浦安市)を運営するオリエンタルランド(OLC)は16日、17日から始める「ディズニー・ハロウィーン」などの秋のイベントを報道陣に公開した。東京ディズニーシー(TDS)では、メキシコの伝統行事「死者の日」をモチーフにしたイベントも初めて開催する。

ディズニー・ハロウィーンは10月31日まで開く。東京ディズニーランド(TDL)では、ディズニー映画の悪役「ヴィランズ」が多数出演するパレード「ザ・ヴィランズ・ハロウィーン "Into the Frenzy"」を鑑賞できる。ミッキーマウスをイメージしたカボチャのフォトスポットなどを用意し、ハロウィーンの雰囲気を満喫できるようにした。

TDSではハロウィーンイベントと同じく17日から、ディズニー映画「リメンバー・ミー」をテーマとしたイベント「ラソス・デ・ラ・ファミリア」を初開催する。映画の舞台となったメキシコの伝統行事「ディア・デ・ロス・ムエルトス」(スペイン語で「死者の日」)がモチーフだ。

死者の日は、先祖をたたえると同時に生命の継続を祝うお祭り。園内では、カラフルなガイコツや魂を導く花とされるマリーゴールドなどのデコレーションを楽しめる。同イベントは11月2日まで開催する。

16日には一足早く仮装した来場者の姿が見受けられた。OLCではハロウィーンイベントの期間中のみ「フル仮装」での来場を認める。通常は従業員と見分けがつかなくなるなどの理由で大人の本格的な仮装を認めていない。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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