ダイワ通信は16日、2025年3月期の有価証券報告書を北陸財務局に提出したと発表した。元々は6月30日が提出期限となっていたが、不適切な関連当事者取引の可能性があるとして設置した特別調査委員会による調査完了後の財務諸表への影響などを見通せず、北陸財務局から期限の延長の承認を受けていた。

ダイワ通信は6月30日の提出期限の延長を北陸財務局に申請していた

ダイワ通信は有報の提出が元々の期限より遅れたことについて「深くおわび申し上げる」とコメントした。特別調査委員会による調査結果では、8月に辞任した岩本秀成前社長が不適切な手続きに関与していたと判明した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。