ちゅうぎんフィナンシャルグループ(FG)傘下の中国銀行(岡山市)は16日、アプリで口座を開設すると、条件に応じて最大3万1000円を提供するキャンペーンを始めた。日銀の利上げに伴い、個人預金の獲得競争は激しくなる。来店しなくても口座を作れる機能を生かし、顧客との接点を増やす。

キャンペーンは12月30日まで。アプリで普通預金口座を開設し、翌月末に3万円以上の残高がある口座に1000円付与する。アプリで少額投資非課税制度(NISA)の口座を開設したり、JCBデビットに新規入会したりした顧客には利用額などに応じて追加で最大3万円を提供する。

中国銀は8月、マイナンバーカードがあれば来店不要で口座開設ができる機能をアプリに追加した。資産形成やキャッシュカードなどの紛失時の手続きも非対面で完結できる。

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