宝酒造が発売した低アルコール日本酒「松竹梅・金色の9%」

宝酒造は16日、アルコール度数を9%に抑えた低アルコール日本酒「松竹梅・金色(こんじき)の9%」を10月7日から販売すると発表した。松竹梅の味わいをできる限り保ち、日本酒らしい飲み応えを実現したという。年齢を重ねて15%前後の度数が高いと感じるようになった人などの需要を見込む。

一般に、清酒のアルコール度数を下げると味が薄くなってしまう。独自の酵母を用いた上で、貯蔵・熟成期間を通常より2倍ほどに延ばすことで、米のうまみを引き出した。参考小売価格は1.8リットル紙パックで1555円、720ミリリットル瓶で916円。

同社は低アルコール清酒を相次いで投入している。2011年に発売したスパークリング清酒「澪(みお)」を皮切りに、24年10月には炭酸割りで飲む「瑞音(みずおと)」を発売した。

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