韓国軍と米軍が実施した合同軍事演習「フリーダム・シールド」の野外訓練(23年3月)=ロイター

【ソウル=共同】米韓両軍は18日、朝鮮半島有事を想定した大規模な合同軍事演習「乙支フリーダムシールド(自由の盾)」を、28日までの日程で開始する。6月発足の李在明政権下では初めて。

韓国軍からは過去と同水準の約1万8千人が参加予定だが、約40件の野外機動訓練のうち、ほぼ半数を9月に分散して行う。北朝鮮との緊張緩和を図る李政権の意向が働いたとの見方がある。

一方、北朝鮮の努光鉄国防相は演習実施に反発する談話を今月10日付で出し、一線を越える挑発行為には「自衛権を行使する」と警告した。

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