ロシアの隣国でバルト三国の1つ、ラトビアのブラジェ外相は18日、都内でNHKのインタビューに応じました。

この中で、9月にヨーロッパ東部のポーランドやルーマニアで、ロシア軍の無人機による領空侵犯が起きたことについて、「民間機などの可能性もある中で、飛行物を撃墜することには危険も伴う。無人機を撃墜したいが、人々が住む場所には落下させたくない」と述べ、対応の難しさを指摘しました。

そのうえで、「早く検知することが重要だ」と述べ無人機をすみやかに発見し、正確に迎撃する能力を高めていくことが課題だと強調しました。

一方、ブラジェ外相は「ロシアは戦争に勝てると思っているが、経済的にも政治的にも深刻な打撃を受けている」と述べたうえで、「ロシアを弱体化させることが大事だ」として、原油や天然ガスなど、エネルギー分野でロシアへの制裁を一段と強化することが必要だと訴えました。

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