ウクライナのゼレンスキー大統領は激戦地の東部ドネツク州で「反攻作戦をおこなっている」と明かし、7つの集落をロシア軍から奪還したと発表しました。

ゼレンスキー大統領は18日、ウクライナ軍のシルスキー総司令官からドネツク州ポクロウシクやドブロピリャ周辺での反攻作戦に関する報告を受けたと自身のSNSで明らかにしました。

これまでに160平方キロメートルの領土と7つの集落を奪還したということです。

ポクロウシク方面の作戦ではこの数週間でロシア兵およそ100人を捕虜にし、1300人以上を戦死させたとしています。

また、ゼレンスキー氏は18日、反攻作戦が続く東部ドネツク州を訪れ空挺部隊の司令部で指揮官らと会談しました。

前線の状況を確認したほか、西側諸国から供与された兵器の修理部品の確保やドローン対策についても話し合ったということです。

ロシア軍の攻勢が続くなかウクライナ側は領土を奪還し、戦力の保持を示すことで不利な条件での和平交渉を避ける狙いがあるとみられます。

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