IAEA（国際原子力機関）の年次総会で北朝鮮による核開発を非難する決議が採択されましたが、ロシアや中国などが異例の反対を表明し、全会一致には至りませんでした。
18日、オーストリア・ウィーンで開かれたIAEA年次総会では、北朝鮮による核開発を非難する決議案を賛成多数で採択しました。
例年は全会一致で採択されていますが、今年はロシア、中国、イランなど5カ国が異例の反対を表明し、全会一致には至りませんでした。
ロシアの代表は、IAEA決議が北朝鮮への軍事的、政治的圧力に利用されていると主張し、アメリカと韓国の挑発が脅威を生み出していると批判しました。
ロシア、中国、北朝鮮の首脳は9月、北京で顔を合わせ、結束を強化する姿勢を示していました。
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