イスラエル軍は20日、「ここ数日、ガザ市内での活動を拡大している」とした上で、軍事施設や監視施設など120の標的を攻撃したほか、地下トンネルなどを発見したと発表しました。
パレスチナのメディアは、21日に入って、ガザ地区全体で31人が死亡したほか、ガザ市では救出活動が行えていない場所もあるとしています。
ガザ地区の保健当局はこれまでに6万5200人以上が死亡したとしています。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラはイスラエル軍が無人機による攻撃に加えてロボットを使って路上などに爆発物を設置しているとして、「人々が退避しないのには理由がある。単純に、避難している場所の外に出るのが安全ではないからだ」と現地からの報告で伝えています。
また、ガザ地区の当局はこれまでにおよそ27万人がガザ市から退避したとしていますが、国連は、たどりついた先でも水や避難場所が不足しているほか、国連のシステムで現地に届けられたテントは必要な量の1%に満たないとしています。
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