ヨーロッパ東部では今月10日にかけてロシア軍の無人機19機がポーランドの領空を侵犯したのに続き、19日にはロシア軍の戦闘機3機が12分間にわたってエストニアの領空を侵犯したとエストニア政府が発表しました。

エストニアの要請を受け、22日に国連安保理の緊急会合が開かれる予定です。

ロシア軍による領空侵犯が相次いでいることについて、アメリカのシンクタンク、戦争研究所は21日、「NATOの防空能力と政治的意思を試している」との見方を示しました。

一方、ロシアが2014年に一方的に併合したクリミア半島について、ロシア国防省は21日にリゾート地がウクライナ軍の無人機による攻撃を受け、これまでに2人が死亡、15人がけがをしたとSNSで発表しました。

軍事施設はなかったとして「民間施設を狙った意図的なテロ攻撃だ」と批判しています。

ウクライナ国防省の情報総局はSNSへの投稿で21日にクリミア半島で軍事作戦を行い、無人機によってロシア軍の対潜哨戒機2機を撃墜したと発表しました。

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