日本の気象庁によりますと、大型で猛烈な台風18号は、日本時間の23日午前9時には、南シナ海を西北西へ進んでいて、中心の気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートルとなっています。
24日以降、中国南部や香港に接近する見通しで、中国の気象当局は、24日にも南部に上陸するおそれがあるとしています。

南部の広東省では、23日から学校が相次いで休校となっていて、沿岸部を中心に、会社への出勤や店の営業を取りやめるところも出始めています。
さらに、交通機関でも、鉄道の運休や、空の便の欠航が決まっていて、影響が広がっています。

また、香港でも、23日と24日は学校が休校となるほか、空の便にも、すでに欠航が出ていて、台風の接近に伴い、影響が拡大するおそれがあるということです。
現地の日本総領事館は、在留邦人や旅行者に対し、最新の気象情報に注意して、安全を確保するよう呼びかけています。
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