韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領が、2024年12月の「非常戒厳」宣言をめぐる裁判に出席し、起訴内容を全て否認しました。

尹前大統領は26日午前10時過ぎ、ソウル中央地裁の法廷に上下紺色のスーツ姿に収容者番号が記されたバッジを付けて出廷しました。

尹前大統領が公の場に姿を見せるのは約3カ月ぶりです。

26日の裁判は尹前大統領が2024年12月の「非常戒厳」宣言をめぐり、捜査機関の逮捕令状の執行を妨害した「特殊公務執行妨害」などの罪で追起訴された事件の初公判で、尹氏は起訴内容を全て否認しています。

26日は尹氏の保釈についても審問が行われ、尹氏は「拘束状態では出廷も難しい」などと主張しました。

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