韓国の新しい駐日大使の李赫(イヒョク)氏(67)が26日、着任した。李大使は来日直後の東京の羽田空港で記者団の取材に応じ、「韓日の友好協力関係を後戻りせずに進展させたい」と抱負を語った。
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6月に発足した李在明(イジェミョン)政権が理念にとらわれない国益重視の「実用外交」を掲げる中、李大使は「実用外交を最も鮮明に表しているのは韓日関係ではないかと思う」とし、「両国間には歴史問題を含む厳しい問題はあるが、他の協力分野に悪影響を与えないように管理していくのが基本方針だ。多様な分野で活発な交流が行われるよう大使として最善を尽くしたい」と語った。
李大使は外交当局でアジア太平洋局長、駐日公使、駐フィリピン大使、駐ベトナム大使などを歴任した。複数回にわたって日本で勤務した経験があり、外交当局で代表的な「日本通」として知られる。
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