ガザ地区をめぐる停戦協議が行き詰まる中、イスラエルは軍事作戦を拡大する方針を決め、17日には軍の参謀総長が「ハマスを壊滅させるまで攻撃を強化する」と述べるなど圧力を強めています。

こうした中、ハマスは18日、停戦協議の仲介国、エジプトとカタールが示した提案に同意したと発表しました。

現地メディアはこの提案には
▽60日間、戦闘を停止し、戦闘の終結に向けて交渉を行うこと
▽ハマスは拘束している人質の5分の1にあたる10人を解放すること
▽毎日トラック600台分の支援物資をガザ地区に搬入できるようにすること
などが盛り込まれていると伝えています。

これを受けて、イスラエルのネタニヤフ首相は「ハマスは非常に大きな圧力にさらされているとの印象を受ける」と述べ、軍事的な圧力が効いているとの見方を示していて戦闘停止につながるかは不透明です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。