EU(ヨーロッパ連合)は26日、自動車から建築まで幅広い分野で使用される熱延鋼板が日本から不当に安く輸入されているとして、最大30%の反ダンピング関税を課すと発表しました。

EUの執行機関であるヨーロッパ委員会の調査によりますと、熱延鋼板は日本やエジプト、ベトナムからフランスやドイツなどへ不当に安く輸入され、EU域内の産業に損害が生じていると認定しました。

そのため、日本からの輸入品には6.9%から30%、エジプトには11.7%、ベトナムには12.1%の追加関税を課し、今後5年間適用すると発表しました。

インドも調査対象となっていましたが、ダンピングは確認されなかったとして追加関税は見送られました。

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