
このデモは、ドイツの市民団体などの呼びかけで行われ、27日、ベルリン中心部の広場には、大勢の市民が集まりました。
参加者はパレスチナの旗を掲げ、ガザ地区への攻撃を続けるイスラエルに対し、「虐殺をやめろ」などとシュプレヒコールをあげながら2時間近くかけておよそ4キロを練り歩きました。
また、ドイツ政府がイスラエル寄りの姿勢をとっていることに対しても、「ドイツはガザでの大量虐殺に加担している」と書かれた横断幕を掲げ、支援をやめるよう訴えていました。
ドイツメディアによりますとデモの参加者はおよそ6万人で、ベルリンで行われたガザ地区に関するデモとしては過去最大の規模だとしています。
ガザ地区では犠牲者が増え続けていて、地元の保健当局によりますと、おととし10月の戦闘開始からの死者は27日までに6万5926人になったということです。
デモの参加者は「虐殺が起きているのをただ傍観するわけにはいかない」とか、「ドイツ政府はイスラエルの行動をこれ以上支援しないと明確に表明すべきだ」などと話していました。
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