ウクライナメディアによると、ウクライナ各地で27日夜から28日未明にかけて、ロシア軍による大規模なミサイルとドローン(無人機)の攻撃があった。首都キーウでは少なくとも4人が死亡し、ウクライナ全土で70人以上が負傷したという。
ウクライナのゼレンスキー大統領はSNSへの投稿で、攻撃は12時間以上続き、心臓病の研究所やパン工場、住宅などに広範な被害をもたらしたと指摘。「一般市民の住む都市を狙った意図的なテロ行為」と非難した。ゼレンスキー氏はロシアがエネルギー収入によって戦争を続けていると述べ、「トランプ米大統領の努力を後押しし、ロシアからの輸入を一切やめるべきだ」と国際社会に訴えた。
AFP通信によると、ウクライナへの大規模攻撃を受けて、隣国ポーランド軍はSNSで、自国を守るため戦闘機を緊急発進させ、地対空システムを警戒態勢に置いたと発表した。ポーランドでは今月9~10日にロシアのドローンが領空を侵犯し、警戒を強めている。
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