バンス米副大統領(ロイター=共同)

 【キーウ、ワシントン共同】バンス米副大統領は28日、FOXニュースのインタビューで、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対する米国製巡航ミサイル「トマホーク」の間接供与を検討中だと明らかにした。欧州諸国が米国から購入して提供する方法を想定している。ロシアがウクライナとの和平交渉を「拒絶している」とし、交渉に応じるよう圧力をかけた。  トマホークは欧米がこれまで供与してきたミサイルより射程が長く、ウクライナ国内からロシアの首都モスクワなどに届く。バンス氏は、トランプ大統領が米国の国益にかなうかどうかを判断し「最終決定する」と述べた。ウクライナのゼレンスキー大統領は声明で「米国の力強い措置を期待している」と表明した。  バンス氏によると、欧州諸国がウクライナ支援の一環として供与できるよう、トマホークの売却を米国に求めてきた。  バンス氏は、侵攻の長期化で「ロシア経済は崩壊状態にある」と主張。ロシアのプーチン大統領は乏しい戦果などの現実を受け入れ、ウクライナや米国との交渉に応じるべきだとの考えを示した。

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