アメリカのトランプ大統領と連邦議会の与野党指導部による協議が難航し、10月から、政府機関の一部が閉鎖される可能性が出ています。
トランプ大統領と連邦議会の与野党指導部は29日、10月から始まる新年度の「つなぎ予算」をめぐり協議を行いました。
協議の中で野党・民主党は年末に期限切れとなる医療費助成の延長などを求めましたがトランプ氏や共和党はこれに応じず、折り合いをつけるめどはたっていません。
バンス副大統領は「民主党が正しいことをしないため、政府閉鎖に向かうだろう。彼らが考えを変えることを望む」と述べました。
協議がギリギリまでもつれ込む事態はアメリカでは頻繁に起きていますが、新年度のつなぎ予算が現地時間の9月30日に成立しなければ政府機関の一部が閉鎖される可能性があり、連邦政府職員は一時帰休や無給での勤務が強いられ、多くのサービスが中断される懸念が高まっています。
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