小泉農林水産大臣は30日の閣議のあとの会見で、10月1日と2日の2日間、フィリピンを訪れ、日中韓3か国とASEANの農相会合に出席すると発表しました。
ASEAN地域の食料や農林業での技術協力や食料安全保障について議論し、各国との関係強化を図ることにしています。
またASEAN諸国は、日本の農作物の輸出先として有望な市場だとして、議長国のフィリピンの農相と個別に会談し、「シャインマスカット」など日本産のぶどうの輸入を解禁するよう呼びかけることにしています。
小泉大臣は「世界経済の成長の中心であるASEAN地域は世界全体の平和と繁栄にとって重要な地域だ。輸出のさらなるマーケットの開拓に向けてもしっかり議論したい」と述べました。
このあと小泉大臣は農林水産省内で記者団に対し、2日、フィリピンから帰国した後、都内でアメリカのロリンズ農務長官と初めて会談することも明らかにしました。
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