アメリカのトランプ政権は29日、パレスチナ自治区ガザでの戦闘終結などに向けた20項目の計画を発表し、イスラエル側もこれを受け入れる考えを示しました。

トランプ大統領はイスラエルのネタニヤフ首相と会談を行い、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘終結やガザの統治に向けた20項目に及ぶ計画の概要を説明しました。

トランプ大統領:
計画の実施は、ガザだけでなく、戦争そのものの即時終結を意味する。

計画では、イスラエルとハマスが合意すれば即時に停戦し、イスラエル軍はガザから段階的に撤退することなどが含まれています。

ネタニヤフ首相はこれを支持する考えを表明。
一方、ロイター通信などによりますと、ハマス側は「責任を持って検討する」との意向を示しています。

トランプ大統領は「ハマスが計画を拒否すればイスラエルの軍事作戦を全面的に支持する」と警告。
圧力を強める構えです。

またネタニヤフ首相は、イスラエルが9月9日にハマス幹部を狙ってカタールの首都ドーハを空爆したことについて、トランプ大統領との会談中にカタールの首相に電話し「二度と行わない」と謝罪しました。

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