石破首相は在任中最後の外国訪問となる韓国の釜山(プサン)に到着しました。

30日午後2時半前、政府専用機で釜山に到着した石破首相は、まもなく李在明(イ・ジェミョン)大統領と会談します。

今回の首脳会談は、8月の東京での首脳会談で李大統領が「次は韓国の地方都市で会おう」と提案したことがきっかけで、石破首相は出発前、首脳の相互往来を短期間に重ねる意義を強調しました。

石破首相:
シャトル外交を活発化して頻度を上げ、両国の信頼関係を高めていくことは、今後の地域の平和と安定のために極めて重要だ。

石破首相は、北朝鮮や中国などの動きを念頭に「日韓関係、日韓米協力の重要性が一層増している」と指摘するとともに、少子化や首都一極集中など日韓共通の課題について李大統領と意見交換する考えを示しました。

首相周辺は今回の韓国訪問を石破外交の集大成としたい考えで、「良い形で締めくくりたい」と話しています。

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