
【ワシントン=共同】AP通信によると、トランプ米政権が掲げる首都ワシントン(コロンビア特別区)の治安対策強化に賛同して州兵派遣を決めた州知事は18日までに計6人となり、1100人以上増員される見通しとなった。政権が既に投入した約800人のコロンビア特別区州兵に合流する。
6人はトランプ大統領と同じ共和党。16日に派遣を発表した南部ウェストバージニア州知事に加え、南部のテネシー、サウスカロライナ、ルイジアナ、ミシシッピと中西部オハイオの州知事が州兵派遣を表明した。
ワシントン・ポスト紙によると、州兵は首都の市街地を巡回しているが、逮捕はしていない。ワシントンの地元当局が犯罪は減少傾向としており、必要性を疑問視する声も高まっている。
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