日本とベトナムの関係を深めるセミナーが山形市で開かれた。交流のカギとなるのは「花笠」。

このセミナーは日本貿易振興機構・ジェトロ山形と、在日ベトナム大使館が開いたもので、県内企業など約70人が参加した。

3日の講演で、ファム・クアン・ヒエウ駐日大使が「山形は美しくクールな街。今後も日本とベトナムの交流を深めていきたい」と語り、農業・製造業・人材の交流の必要性を説明した。

そしてセミナーの最後に披露されたのは、山形大学の花笠サークルによる「花笠音頭」。
踊りに使われた笠は、作り手が県内で減少していることを受けベトナムで作られたもの。
2025年初めてベトナムで作られた笠1500枚が花笠まつり本番を彩った。

(ベトナム大使館 ファム・クアン・ヒエウ駐日大使)
「とても気に入った。ベトナムのような踊りでとても興味深いです」

花笠がとりもつ国の交流。
2026年もことしと同程度の笠をベトナムで作り、花笠まつりを支えていくという。

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