トランプ米大統領は3日、イスラム組織ハマスに対し、米東部時間5日午後6時(日本時間6日午前7時)までに、イスラエルとの和平案に合意するようSNS投稿で求めた。ハマスが拒んだ場合は「誰も経験したことがない地獄」が訪れると警告し、強い圧力をかけた。
和平案はトランプ氏が仲介する形で先月29日に発表された。トランプ氏は投稿で「(ハマスの戦闘員のうち)残存者の大半は包囲され、軍事的に行き場のない状態にある」と主張。「あとは私の『行け』という言葉を待っているだけだ。(その言葉とともに)彼らの命は速やかに消し去られる」と訴えた。
また、「残存者」について「お前たちが何者でどこにいるのか把握している。見つけ出されて殺されるだろう」と脅した。その上で「最後のチャンス」をハマスが受け入れ、和平案に合意するよう要求。アラブ諸国も合意していることを強調した。ハマスが合意すれば「残存者の命も助ける」と述べ、人質の即時解放を改めて求めた。
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