パレスチナ自治区ガザでは戦闘開始後の2年間で1万9千人以上の子どもが死亡した。イスラエルによる封鎖のため物資が大幅に不足し、丸1日食事ができないことも少なくない。イスラエル軍の攻撃は今なお続き、深刻な人道危機に陥っている。  ガザ保健当局などによると、戦闘開始後の死者は6万7千人を超える。うち女性は1万人以上。攻撃で破壊された建物のがれきに埋まったままの行方不明者も1万人近くいる。  負傷者は16万9千人以上。世界保健機関(WHO)はうち約4万2千人が、人生が変わるほどの大けがを負ったとした。  国連は8月、中心都市の北部ガザ市で飢饉が起きていると発表。ガザ市の9月前半の栄養失調率は約28%だった。ガザ地区全体で2年間に飢えや栄養失調により460人が死亡。うち150人以上が子どもだ。  ガザ全体の82%はイスラエルの軍事区域となった。イスラエル軍は住民の避難先に指定する「人道地区」への攻撃も繰り返してきた。(エルサレム共同)

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