OECD(経済協力開発機構)が教師の勤務環境などを比較した調査結果が公表され、日本の教師の仕事時間が世界で最も長かったことがわかりました。

OECDは55の国と地域が参加した「国際教員指導環境調査(TALIS)」の結果を公表しました。

日本では小・中学校の教師約7000人に対して調査が行われ、教師の仕事時間は小学校で52.1時間(前回56.1時間)、中学校で55.1時間(前回59.1時間)と前回の調査と比べていずれも4時間あまり短くなっているものの、前回に続き参加国の中で最も長かったことがわかりました。

また、今回初めてAI(人工知能)の使用状況についての調査が行われ、過去1年間の授業で児童や生徒が学習しやすくするためにAIを使った教員の割合は小・中学校ともに国際平均の半分程度でした。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。