北朝鮮で今月10日に迎える朝鮮労働党創建80周年の記念日に合わせ、中国の李強首相が訪朝することが明らかになりました。

朝鮮中央通信は7日、中国の李強首相が今月10日の朝鮮労働党創建80周年の祝賀行事に参加するため、中国政府代表団を率いて北朝鮮を訪問すると伝えました。

韓国の聯合ニュースは2015年の党創建記念日に比べ、訪朝する人物の格が明らかに高くなったと指摘しています。

中国外務省も「中朝の伝統的な友好協力関係をさらに発展させたい」とする談話を発表しています。

李強氏は習近平指導部のナンバー2で、先月4日に北京で行われた中朝首脳会談で一致した関係強化の方針を再確認し、冷え込みが指摘されていた関係の改善を内外にアピールする狙いがあるとみられます。

祝賀行事にはこのほか、ロシアの前首相で与党「統一ロシア」のメドベージェフ党首や、ベトナムの最高指導者トー・ラム書記長も参加する予定です。

平壌では10日の記念日にあわせて大規模な軍事パレードが行われる見通しで、金正恩総書記と各国の代表が並んで観覧する可能性があります。

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