「チャットGPT」を手がけるオープンAIが半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス=AMDと次世代のAIインフラ構築に向けて提携すると発表した。
オープンAIは6日、AI向けの巨大データセンターを整備するため、来年後半からAI処理に使う画像処理半導体=GPUをAMDから購入し、将来的に最大6ギガワット分を導入する計画を明らかにした。
また、提携の一環として、オープンAIがAMDの発行済み株式 約1割にあたる1億6000万株を取得できる権利を得ていて、導入の進捗や条件の達成に応じて段階的に権利を行使できる仕組み。
オープンAIは、これまで依存してきたエヌビディア以外にも半導体の調達先を広げることで供給の安定化とアメリカ国内での供給網の強化を図りたい考えで、サム・アルトマンCEOは「AIの可能性を最大限に引き出すための大きな一歩となる」と述べた。
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