鹿児島県西之表市の馬毛島の自衛隊施設整備などに絡み、大量のゴミが出土したため、自衛隊宿舎の建設工事が中断されている西之表市下西地区に関して、ボーリング調査の結果などが説明されました。

西之表市下西地区では、馬毛島の整備に絡み、10階建て自衛隊宿舎の建設が予定されています。

この土地は1960年代にごみ処理場だった市有地で、防衛省はその事実を西之表市から聞いたうえで土地の購入・整備を進めてきましたが、大量のゴミが出土したため、2024年11月から工事を中断しています。

この場所での建設を希望する西之表市では安全性などを確認するために、約3か月に渡り土地のボーリング調査を行い、市議会の馬毛島対策特別委員会で結果を報告しました。

調査は土壌で28項目、水質で43項目に渡って行われ、いずれも環境基準はクリアしていたということです。

市当局は自衛隊宿舎の建設について、代替地を含めた上で防衛省と交渉中としています。

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