豪雨による災害が相次いでいるインド。
北部では土砂崩れが発生し、走行中のバスが巻き込まれました。

暗がりの中、作業をする掘削機。
周囲には、救助活動を見守っているとみられる多くの人が。

すると、奥から担架に乗せられた人が救急車に運び込まれていきました。
救急車のそばで人々が叫ぶなど、現場は騒然としていました。

地元当局は、この土砂崩れにより、これまでに18人が死亡し、複数のけが人が出ていると明らかにしました。

当時、バスには30人から35人ほどの乗客がいたとみられています。

事故を受け、州の首相はSNSに多くの人が土砂崩れの下敷きになっているおそれがあると投稿。
今後、被害者がさらに増えるおそれがあります。

また、インド東部の西ベンガル州ダージリンでも橋が崩落。
ロープを使い川を渡ろうとする人々の姿がありました。

地元メディアは6日、この地域でも土砂崩れが発生し、28人が死亡したと伝えています。

地元住民:
大きな岩が私たちの家に落ちました。私たちは本当に動揺しています。

一方、南米では7日、国のトップを狙った衝撃的な出来事が。

車に向け、石を投げる人々。
エクアドルのダニエル・ノボア大統領の車列がイベントに向かう際、沿道の人々が石を投げつけたのです。

さらに、大統領の車列の通行を妨害しようとしたのか、路上にはコンクリートのブロックが散乱しています。

ノボア大統領にけがはありませんでしたが、車の窓ガラスは割れ、車体には弾痕のような跡も確認できます。

当時、約500人の住民が車列に石を投げつけ、5人がテロと暗殺未遂の疑いで拘束されました。

エクアドルでは9月、政府がディーゼルの補助金廃止を発表したため、影響を受ける先住民による抗議デモが激化。

一部の州で非常事態が宣言されていました。

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