9日、イスラエル中部テルアビブで喜ぶ、息子がハマスに拘束されたダニ・ミランさん(左)(共同)

 【イスタンブール、テルアビブ共同】「戦争が終わり、生活を立て直せる」「やっと家族に会える」。パレスチナ自治区ガザの和平計画の「第1段階」で合意したとの発表を受け、ガザ住民やイスラエルの人質家族は9日、一斉に喜びを爆発させた。2年にわたる戦闘の終結とイスラム組織ハマスが拘束する人質の解放が現実になりつつある。双方から和平を主導したトランプ米大統領に感謝する声も聞かれた。  中東メディアによると、合意の一報が流れると、ガザ住民は街頭に繰り出し、音楽に合わせて手拍子するなどして祝った。ガザ北部の故郷から中部ヌセイラトに退避したムハンマド・ニハドさん(33)は電話取材に「素晴らしいニュースだ。これでおびえることなく眠れ、生活ができるようになる」と語った。  南部ハンユニス西方マワシ地区で避難生活を送るムハンマド・ナセルさん(30)は「恒久停戦が実現すればトランプ氏はノーベル平和賞に値する」と評価した。だが「ネタニヤフ首相が合意を破棄する可能性がある。過度に楽観できない」と警戒した。

記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。

新規登録 ログインする

記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。

新規登録 ログインする

記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。

新規登録 ログインする

記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。

新規登録 ログインする

カテゴリーをフォローする

  • 『カテゴリーをフォロー』すると、マイページでまとめて記事を読むことができます。会員の方のみご利用いただけます。

    新規登録 ログインする
Xで共有する Facebookで共有する メールで送る Xで共有する X Facebookで共有する facebook LINEで共有する LINE はてなブックマークで共有する はてなブックマーク 

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。