
マリア・コリナ・マチャド氏=2024年7月、ベネズエラ・カラカス(共同)
【オスロ共同】ノルウェーのノーベル賞委員会は10日、2025年のノーベル平和賞を、ベネズエラの野党指導者で元国会議員のマリア・コリナ・マチャド氏(58)に授与すると発表した。ベネズエラ国民のため「民主的権利を促進してきた取り組み」を評価した。マチャド氏は独裁色を強めるマドゥロ政権に対抗する強硬な姿勢から「鉄の女」の異名を持つ。 ノーベル賞委はマチャド氏について「近年の中南米において、類いまれな勇気を示した」と強調。授与決定に関して「民主主義は持続的な平和の条件だ」とも指摘した。 マチャド氏は昨年7月の大統領選出馬を目指し、野党予備選で圧勝したが、マドゥロ大統領の影響下にある最高裁から汚職に関与したとして立候補を禁じられた。 大統領選には代わって元外交官エドムンド・ゴンサレス氏が出馬。選挙管理当局は詳細な開票結果を示さないままマドゥロ氏の勝利を発表し、反発したゴンサレス氏に対して検察が逮捕状を取るなど圧力を強めた。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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