アメリカのトランプ大統領は10日、ノーベル平和賞が決まったベネズエラのマリア・コリナ・マチャドさんと電話で話し、マチャドさんに「平和賞にはあなた(トランプ氏)がふさわしい」と言われたと主張しました。

トランプ大統領は10日、記者団に対し、ノーベル平和賞の受賞が決まったベネズエラの反体制派指導者、マチャドさんから電話があったことを明らかにしました。

トランプ大統領の主張によりますと、マチャドさんから「あなた(トランプ氏)への敬意を込めて、平和賞を受け取る。なぜなら、あなたがこの賞にふさわしいからだ」と述べたということです。

それに対し、トランプ大統領は「『それなら譲ってくれ』とは言わなかった」と冗談交じりに語りました。

トランプ大統領はまた、マチャドさんについて「彼女はとても良い人だった」と評価した上で、「自分はずっと彼女を支援してきた。彼女は多くの助けを必要としていた」と述べ、自身の貢献をアピールしました。

一方、ホワイトハウスの広報官はSNSで「ノーベル委員会は平和よりも政治を優先していることを証明した」と不満をあらわにしています。

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