アメリカのウィトコフ中東担当特使は11日、イスラエルとイスラム組織ハマスによる停戦が発効したパレスチナ自治区ガザを訪問し、治安の維持や復興計画を協議しました。

ガザ地区では、イスラエルとハマスによる停戦が発効して2日目を迎えますが、大きな戦闘は確認されておらず、住民の帰還も進んでいます。

アメリカのメディアによりますと、トランプ政権のウィトコフ特使らは11日、ガザ北部にあるイスラエル軍の拠点を訪問し、ハマスとの停戦の状況を視察したほか、治安の維持や復興計画に向けた協議を行いました。

また、停戦を監視し、ガザ地区での人道支援などを担う約200人のアメリカ軍兵士が12日までにイスラエルに到着するということです。

アメリカ・ウィトコフ特使:
人質となった兄弟姉妹の皆さん、あなたたちは家に帰る。

人質の解放は13日に始まる見通しで、和平計画を主導するアメリカのトランプ大統領もイスラエルなどを訪問し、イスラエルの国会で演説する予定です。

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