アメリカのトランプ大統領は15日、インドのモディ首相がロシア産原油の購入停止を約束したと明らかにしました。

トランプ大統領:
私はこの戦争を終わらせたい。だからインドが原油を購入していることに不満だった。そしてモディ首相はきょうロシアから原油を購入しないことを私に約束した。これは大きな進展だ。

トランプ大統領は記者団に対し、ウクライナ侵攻の資金源とされるロシア産の原油についてインドのモディ首相が購入の停止を約束したと明かしました。

トランプ政権は、ウクライナ侵攻を続けるロシアから原油を購入し続けている制裁措置として、インドに対し25%の追加関税を発動しています。

既に課している相互関税と合わせると50%になります。

またトランプ氏は「次は中国にも同じことをさせなければならない」と語り、中国に対してもロシア産原油の購入停止を改めて迫る考えを示しました。

10月末に予定している米中首脳会談で議題になる可能性もあります。

トランプ氏は、ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領を「和解させることができる」と和平合意への意欲を改めて語っています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。