
ボリビア大統領候補のホルヘ・キロガ元大統領(右)とロドリゴ・パス上院議員(AP=共同)
【サンパウロ共同】ボリビアで19日、左派アルセ大統領の任期満了に伴う大統領選の決選投票が実施される。右派「自由と民主主義同盟」のホルヘ・キロガ元大統領(65)と、中道「キリスト教民主党」のロドリゴ・パス上院議員(58)の対決。約20年続いた左派政権の交代が決まり、対米協調路線に進む大きな転換点を迎える。日本時間20日に大勢判明の見通し。 世論調査ではキロガ氏が支持率44・9%、パス氏が36・5%。投票先を決めていないとの回答は9・3%で情勢は流動的だ。8月の第1回投票はパス氏が得票率32%、キロガ氏が27%だった。 2001~02年に大統領を務めたキロガ氏は、ボリビアも加盟する南米の関税同盟、南部共同市場(メルコスル)に反対の立場。メルコスル加盟国は域外国との個別の貿易交渉を禁じられているが、キロガ氏は米国との自由貿易協定(FTA)締結を目指す考えだ。 パス氏は1989~93年に在任した元大統領を父に持つ。米国との関係改善や輸入品にかかる関税の引き下げ、地方分権化の実現を訴えている。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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