【アンタナナリボ共同】アフリカの島国マダガスカルでクーデターを主導し、暫定大統領就任を宣言した軍のミカエル・ランドリアニリナ大佐(52)は21日、共同通信に対し、Z世代のデモを契機とした権力掌握を正当化した。暫定政権に「若く優秀な人材が必要」とし、Z世代の閣僚起用を視野に入れていると表明した。 首都アンタナナリボの大統領府で単独会見した。軍が14日に権力掌握を発表した後、日本メディアのインタビューは初めて。国の貧困の状況が「危機的だ」とし、主要援助国の一つである日本に「支えてほしい」と要望。政変に伴って支援を停止しないよう求めた。 9月下旬以降、慢性的な停電や断水に反発する若者のデモが激化して治安部隊と衝突、20人以上が死亡した。ランドリアニリナ氏は、軍の一部を率いて介入した理由について「悲惨な状況に抗議する人々が撃たれ、多くの命が奪われた。救うために立ち上がった」と説明。「裁判所が権力の移行を認めた」として、政変は合法だと主張した。
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