アフリカで唯一、台湾と外交関係を維持するエスワティニ(旧スワジランド)に駐在する台湾の梁洪昇大使が29日までに、首都ムババーネで共同通信の取材に応じた。アフリカで影響力を増す中国にとり、エスワティニは「パズルの最後のピース」だと言及。台湾との関係を妨害するため、中国が「偽情報を駆使している」と批判した。  エスワティニは人口約124万人のアフリカ南部の王国で、中国が関係強化を狙っている。アフリカでは2016年にサントメ・プリンシペ、18年にブルキナファソが台湾と断交し中国と国交を回復した。台湾と外交関係があるのは中南米を中心に現在12カ国。  梁氏は、台湾とエスワティニの関係は「強固だ」と語り、背景に「国王ムスワティ3世の理解がある」と謝意を示した。  中国の資金援助を受けるエスワティニ向けのニュースサイトが「台湾を中国の一部だとする誤った主張を広めている」と非難。中国は経済進出をてこに評判を高めようとしていると指摘した。(ムババーネ共同)

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