対立は緊張緩和に向かうのでしょうか。
アメリカのトランプ大統領と中国の習近平国家主席の会談が、30日午前11時過ぎに始まりました。
首脳会談が行われている韓国・釜山(プサン)の空港前から、FNNワシントン支局・千田淳一支局長が中継でお伝えします。
会談の冒頭、両首脳は握手を交わしましたが笑顔はあまり見られず、張り詰めた雰囲気も伺えました。
中国・習近平国家主席:
お会いできてうれしいです。
アメリカ・トランプ大統領:
私もです。すばらしい会談になるだろう。彼は手ごわい交渉相手だ。
2019年以来、6年ぶりとなる会談は午前11時過ぎから始まりました。
会談では貿易摩擦を回避するため、中国が合成麻薬フェンタニルの対応強化と引き換えに関税を引き下げるのか、また中国がレアアースの輸出規制を1年延期する代わりに、アメリカが100%の追加関税の発動を見送るのかが焦点です。
会談では貿易だけではなく、ロシアのウクライナ侵攻の終結に向けた協力やアメリカ産大豆の輸出の再開、さらに台湾問題まで議論が及ぶのかも注目です。
会談は、昼食をはさんで午後まで続く見通しです。
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