
【モスクワ、北京=共同】ロシア政府は10月31日、ミシュスチン首相が11月3〜4日に中国を訪問すると発表した。杭州で李強首相との定期政府会合を行い、北京では習近平国家主席と会談する。中国側と貿易、エネルギー、ハイテク、農業分野などでの協力を協議し、政府会合後に共同コミュニケに署名する予定。
中国外務省の郭嘉昆副報道局長は31日の記者会見で「今回の首相による定期会合を通じ、中ロ新時代の全面戦略協力パートナー関係の発展に力強い原動力を注入したい」と述べた。
中国はロシアのウクライナ侵攻を巡り中立的な立場をアピールしながら、習氏が9月3日の抗日戦争勝利80年の記念行事にロシアのプーチン大統領を招待するなど関係を着実に強化している。
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