イギリスのチャールズ国王は4日、2017年にノーベル文学賞を受賞した作家、カズオ・イシグロさんに勲章を授与しました。
長崎市出身のイギリス人作家であるイシグロさんは、文学界への貢献が認められ、国王から芸術や科学、医学、公務での功績をたたえる「コンパニオン・オブ・オナー勲章」を授与されました。
叙勲式はロンドン近郊のウィンザー城で行われ、イギリスPA通信によりますと、イシグロさんと国王は人工知能(AI)についても意見を交わしたということです。
イシグロさんはその後PA通信の取材に応じ、「AIには多くの可能性がある一方で、AIを理由に他者の知的財産を無断で利用してよいという言い訳にはならない」と述べ、著作権を尊重する枠組みの整備が必要だと訴えました。
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