2017年の大陸間弾道ミサイル(ICBM)ミニットマン3の発射実験(米西部カリフォルニア州のバンデンバーグ基地)=ロイター

【ワシントン=共同】米軍は西部カリフォルニア州のバンデンバーグ宇宙軍基地で5日、核弾頭搭載が可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)ミニットマン3の発射実験をした。2月と5月にも実施しており、今回の実験も「定期的なもので何年も前から計画していた」としている。

ミニットマン3は1970年代に配備され、老朽化が指摘されている。米軍は新型ICBMセンチネルの開発を進めている。

トランプ氏は10月30日、ロシアや中国を念頭に核開発を進める他国と対等な立場になる必要があるとして「核兵器の実験」を指示したと表明。実験を所管するエネルギー省のライト長官は今月2日、核爆発を起こさない臨界前核実験になるとの認識を示している。

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