困難な状況にいる子どもたちの支援に取り組む「国連児童基金」、ユニセフの活動について理解を深めてもらおうと、島根県松江市の中学校で特別授業が行われ、高円宮家の長女・承子さまが講師を務められました。
11月5日、松江市の第三中学校で行われた特別授業。
日本ユニセフ協会が全国の学校を巡回し、世界の子どもたちが置かれた状況や困難な状況の子どもの支援に取り組むユニセフの活動について紹介しました。
授業では約150人の1、2年生を前に、日本ユニセフ協会の職員でもある高円宮家の長女・承子さまが、貧しい国の子どもたちの暮らしぶりについて話されました。
そして、映像を使って十分に食事が摂れない子どもたちや、家事を手伝うため学校に通えない子どもたちの日常の様子が紹介されました。
また、ネパールの農村のこどもたちが毎日運んでいる、重さ15キロの水がめが用意され、生徒たちは実際に持ち上げて、その重さを感じていました。
生徒:
「結構重たいですね」
「貧しい子たちは遠くまで行って泥水を酌んでいて、(自分たちの生活は)当たり前じゃないと思いました」
日本ユニセフ協会は、こうした授業を通じ、貧困など子どもが直面している厳しい状況について知り、子どもの幸福度の向上につながればとしています。
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