中国では、11月11日のきょう「独身の日」と呼ばれるネット商戦が本番を迎えています。

景気の低迷が続くなか、ネット通販各社は期間を1カ月以上に伸ばすなど消費喚起に力を入れています。

 「独身の日」は「1」が並ぶ11月11日にちなみ、通販大手アリババが2009年に始めたネット商戦イベントで、今では中国全体に定着しました。

各社はネットの生中継で“お買い得感”を演出し、大幅な割引やクーポン配布などで消費者を惹きつけています。

大手「京東(ジンドン)」のサイトでは、衣類や日用品のほか、およそ190万円の国産電気自動車まで幅広い商品を紹介しています。

中国経済の低迷と不動産不況の長期化で個人消費が伸び悩むなか、各社は今年、10月からセールを前倒しして始めるなど、期間を1か月以上に拡大して対応しています。

「独身の日」商戦が低迷する消費の底上げにつながるか注目されています。

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