
高市早苗首相は14日、北朝鮮による日本人拉致問題について「何としても私の代で突破口を開きたい。その思いでいっぱいだ」と述べた。日朝首脳会談の開催に改めて意欲を示した。首相官邸で記者団の取材に答えた。
「金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記と首脳同士で正面から向き合い、状況に応じて果敢に行動することで具体的な成果に結び付けたい」と話した。「やれる限りのことをやっていく。その決意に満ちている」と強調した。
横田めぐみさん(失踪当時13)が北朝鮮に拉致されて15日で48年となる。首相は横田さんらの帰国が果たせていないとして「本当に申し訳なく思っている」と述べた。
「(被害者家族は)元気なうちに肉親を抱きしめたい、再会を果たしたい、そんな思いで過ごしてこられた。拉致問題の解決は一刻の猶予もない」と語った。
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