アメリカのトランプ大統領は14日、コーヒー豆や牛肉など一部の農産物を相互関税の対象から外す大統領令に署名しました。

トランプ氏は、2025年4月に発表した相互関税の範囲を見直す大統領令に署名し、アメリカで十分な量の生産や栽培が行われていない農産物を中心に、関税の対象から除外しました。

今回除外が決まったのは、コーヒー豆や紅茶、フルーツジュースのほか、ココア、スパイス、バナナ、オレンジ、さらにトマトや牛肉など多岐にわたり、日本時間の13日午後2時過ぎにさかのぼって適用されます。

トランプ大統領:
私はいくつかの食品の価格を下げたいだけ。ほとんどの食品は、関税を少し引き下げれば、価格が下がる。

アメリカでは物価上昇に対する国民の不満が強まっていて、関税政策の軌道修正を迫られたとの見方も出ています。

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