山口県下関市は17日、前田晋太郎市長が18日から予定していた中国出張を延期したと発表した。中国・太倉市などを訪れて「友好港会議」を開く予定だったが、中国側から「延期してほしい」と連絡があったという。
下関市港湾局振興課によると、前田市長は18~20日の日程で太倉市、蘇州市、上海市を訪問し、友好港会議を開くほか下関港のPRを行う予定だった。しかし、16日に中国側から「都合が悪くなり、対応できなくなった。今回の訪中は延期してほしい」と連絡があったという。高市早苗首相の台湾有事に関する国会答弁を問題視しての対応かどうかは不明だ。
取材に対し同課は「今後の訪中の時期については関係者と調整して対応したい」と述べるにとどめた。
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