サマーズ元米国務長官(2014年)=ロイター

【ワシントン=共同】少女らの性的人身売買罪で起訴され自殺した米富豪エプスタイン氏を巡る疑惑に絡み、クリントン民主党政権で財務長官を務めたサマーズ氏は17日、エプスタイン氏との親交を「深く恥じる」とし、今後は公的な役職に就かないとする声明を発表した。欧米メディアが報じた。

著名な経済学者でハーバード大の学長も務めたサマーズ氏は、女性とのやりとりの方法についてエプスタイン氏に繰り返し助言を求めていたと伝えられた。声明では、教育には携わり続ける意向を示した。

共和党のトランプ大統領は14日、クリントン元大統領やサマーズ氏らの疑惑への関与を調査するよう司法省に命じていた。

【関連記事】

  • ・トランプ氏、エプスタイン氏と民主党関係者の関係捜査要求 司法省に
  • ・トランプ氏、エプスタイン氏の資料公開「署名する」 18日にも下院採決

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。